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MacBook用USB-C充電器の選び方|Air・Proに必要なW数、高速充電の条件、2台同時充電の注意点を公式仕様で解説
この記事は、メーカー公式サイトなどの仕様情報をもとに比較したものです。紹介している商品を筆者が実際に使用したものではありません。下調べと下書きには生成AIを使っており、出典は記事内に載せています。
この記事で分かること
- MacBook Air/MacBook Proのモデルごとに、Apple公式の付属電源アダプタのW数と高速充電に必要なW数
- 複数ポートの充電器で、MacBookとiPhoneを同時に充電したときの出力配分の見方
- USB PDとPSEマークで確認しておきたいこと
- 用途別の候補3製品(メーカー公式ページで型番の仕様を確認できたもの)
筆者はここで紹介する商品を実際には使っていません。メーカーやAppleの公式ページに書かれている仕様をもとに比べています。
先に結論
| 候補 | 用途 | 確認できたポイント |
|---|---|---|
| MacBook Airの付属アダプタの予備を1ポートで小さく持ちたい | USB-C×1、最大65W、約112g | |
| 安さを優先して、MacBookとスマホを1台で充電したい | USB-C×1+USB-A×1、単独で最大65W、同時使用時は合計最大63W(45W+18W) | |
| USB-Cポートが3つほしい。MacBookのほかに、スマホやタブレットもまとめてつなぎたい | USB-C×3+USB-A×1。最大100W。ポートごとの単独出力(USB-C1/USB-C2が100W、USB-C3とUSB-Aが22.5W)はカナダ向け仕様で、日本で販売されている製品と同じかは未確認。同時に使ったときの配分は未検証 |
- MacBook Airの付属アダプタは40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W対応)、14インチMacBook Pro(M5)の付属アダプタは70Wです。Apple公式の技術仕様では、M5搭載モデルの高速充電の条件は、Airが「70W以上のUSB PD電源」、14インチProが「96W以上」、16インチProが「140W以上」です。M5より前の世代は、モデルごとに条件を確認してください。
- 65Wの充電器は、M5搭載MacBook Airの高速充電の条件(70W以上)には届きません。
- 複数ポートの充電器は、同時に使うとMacBook側のポートのW数が下がることがあります。「合計W数」だけでなく「同時使用時の配分」をメーカー公式ページで確認してください。
- 16インチMacBook Proで付属アダプタと同じ140Wで充電したい場合、この記事の3製品はどれも最大W数が足りません。
選ぶときに確認すること
1. MacBookのモデル別に必要なW数を知る
Appleの技術仕様ページに載っている、付属の電源アダプタと高速充電の条件は次のとおりです(2026年10月18日に確認)。
| モデル | 付属の電源アダプタ | 高速充電の条件(Apple公式) |
|---|---|---|
| MacBook Air 13インチ/15インチ(M5) | 40Wダイナミック電源アダプタ(最大60W) | 70W以上のUSB PD電源 |
| MacBook Pro 14インチ(M5) | 70W | 96W以上のUSB PD電源 |
| MacBook Pro 14インチ(M5 Pro・15コアCPU) | 70W(96Wも選択可) | 96W以上のUSB PD電源 |
| MacBook Pro 14インチ(M5 Pro・18コアCPU/M5 Max) | 96W | 96W以上のUSB PD電源 |
| MacBook Pro 16インチ(M5 Pro/M5 Max) | 140W | 140W以上のUSB PD電源 |
出典:MacBook Air - 技術仕様(Apple)、MacBook Pro - 技術仕様(Apple)
MacBook Airは、構成オプションでデュアルUSB-Cポートの35Wコンパクト電源アダプタや70W USB-C電源アダプタも選べます。また、MagSafe 3ポートとUSB-C(Thunderbolt 4)ポート2つのどれからでも充電できます(MacBook Air - 技術仕様)。
予備の充電器を選ぶときの目安は次のとおりです。
- 付属アダプタに近い使い方をしたい:付属アダプタのW数以上(MacBook Airの付属品は40Wですが、最大60Wまで出力するダイナミック電源アダプタです)
- 高速充電を使いたい:上の表の「高速充電の条件」のW数以上
ただし、充電器の最大W数が付属アダプタ以上でも、同じ速さで充電できるとは限りません。充電の速さはMacの状態や、使うケーブルにも左右されます。
古い世代のMacBookを使っている場合は、Appleの技術仕様ページで自分のモデルの数値を確認してください。
2. 複数ポートの充電器は「同時に使ったときの配分」を見る
「最大65W」「最大100W」と書かれていても、多くは1ポートだけを使ったときの数値です。2台以上をつなぐと合計出力が分けられて、MacBookがつながっているポートのW数が下がる場合があります。
確認するのは次の3つです。
- 1ポートだけ使ったときの最大W数(どのポートか)
- 2ポート、3ポートを同時に使ったときの合計W数と、各ポートのW数
- メーカー公式ページに配分の表があるか(画像の中にしか書かれていない場合もあります)
この記事では、メーカー公式ページの文章に書かれている配分だけを載せています。書かれていなかったものは「確認できなかった」としています。
3. USB PDに対応しているか
MacBookの高速充電の条件は「USB PD電源」です。USB-IFによると、USB Power DeliveryはRev 3.1で最大240Wまで拡張されています。それ以前は20V・5Aの100Wが上限でした。拡張で28V・36V・48Vの固定電圧が加わり、それぞれ140W・180W・240Wに対応します(USB Charger (USB Power Delivery) - USB-IF)。
ここから分かるのは次のことです。
- USB-C同士のケーブルでつなぐ場合、3Aを超える電流(例:65Wの20V・3.25A、100Wの20V・5A)を流すには、5A対応のケーブルが必要です。60W対応(3A)のケーブルでは、最大60Wまでになります。AnkerとMOTTERUは、ケーブルを別に用意する必要があります(日本の公式ページの記載)。UGREENは、北米向けの40737ではケーブルが付属しないと書かれていますが、日本で購入する製品の付属品は販売店で確認してください。ケーブルの選び方は「USB-Cケーブルの選び方」で解説しています。
- 16インチMacBook Proの付属アダプタと同じ140Wで充電したい場合は、140W出力をうたうUSB PD充電器を選ぶ必要があります。Appleの高速充電の案内では、16インチMacBook Proの場合、140W USB-C電源アダプタと組み合わせるケーブルは、MagSafe 3ケーブル、または240W USB-C充電ケーブル(「MacBook Pro(16-inch, Nov 2023)」以降のモデル)とされています(Apple サポート:Macの高速充電)。
USB-IFの認証ロゴを付けるには、USB-IFの適合性試験に合格し、商標ライセンス契約を結ぶ必要があります(USB-IF Compliance)。製品パッケージや公式ページに認証の記載があるかも、判断材料のひとつになります。
4. PSEマークの表示があるか
日本で販売されるACアダプタ(充電器)には、電気用品安全法にもとづくPSEマークの表示があります。経済産業省近畿経済産業局の解説によると、ACアダプター(直流電源装置)は「特定電気用品」に当たり、表示するPSEマークはひし形(◇)です。マークの近くには「届出事業者の名称」と「検査を受けた登録検査機関の名称」も書く必要があり、PSEマークや届出事業者名などが正しく表示されていないものは販売できないとされています(ACアダプターを輸入する際のPSEマークの表示について(経済産業省近畿経済産業局))。購入前に、本体のひし形PSEマーク、届出事業者名、登録検査機関名を確認してください。
この記事の3製品の公式ページの記載は次のとおりでした。
- Anker Nano II 65W:公式ページの「国際的な安全規格に準拠」の項目に、「電気用品安全法が定める技術基準への適合」と記載あり
- MOTTERU MOT-ACPD65WU1:取得できた公式ページの本文ではPSEの記載を確認できず(商品画像の中や本体の表示は未確認)
- UGREEN 40737:取得できた日本の公式ページの本文ではPSEの記載を確認できず(商品画像の中や本体の表示は未確認)
メーカーの商品ページに記載が見当たらないことだけでは、本体にPSE表示があるかどうかは判断できません。気になる場合は、購入前に販売店へ本体のPSE表示と届出事業者名を問い合わせてください。
5. ハブ経由で給電する場合
USB-Cハブを通してMacBookに給電する場合は、ハブ側のパススルー給電の上限も関係します。詳しくは「MacのUSB-Cハブの選び方」を参照してください。
比較表
| 商品 | 価格(2026年10月18日時点) | 主な仕様(メーカー公式) | 向いている人 |
|---|---|---|---|
| Anker Nano II 65W | 4,490円(税込・送料込) | USB-C×1、最大65W、約44×42×36mm、約112g | Airの予備を1ポートで持ちたい人 |
| MOTTERU MOT-ACPD65WU1 | 1,980円(税込・送料込) | USB-C×1(最大65W)+USB-A×1(最大18W)、同時使用時は合計最大63W(45W+18W)、約112g | 価格を抑えてMacBookとスマホを1台で充電したい人 |
| UGREEN 40737 | 7,999円(税込・送料込) | USB-C×3+USB-A×1、最大100W、6.9×6.9×3.3cm、224g。ポートごとの単独出力(USB-C1/USB-C2が100W、USB-C3とUSB-Aが22.5W)はカナダ向け仕様で、日本で販売されている製品と同じかは未確認。同時に使ったときの配分は未検証 | USB-Cポートが3つほしい人(同時に使ったときの配分は未確認) |
価格は楽天市場の価格(2026年10月18日時点)です。変わることがあります。
商品ごとの説明
MacBook Airの予備に1ポートで:Anker Nano II 65W
- 主な仕様(メーカー公式)
- USB-C×1。出力5.0V⎓3.0A/9.0V⎓3.0A/15.0V⎓3.0A/20.0V⎓3.25A(最大65W)。約44×42×36mm、約112g。保証は18か月(会員登録で+6か月)。
- メーカーの対応表記
- 対応機種の例として、MacBook Air(M1, 2020)とMacBook Pro(13インチM1、14インチ・16インチ2021)が挙げられています。M5世代の記載は確認できませんでした。公式ページの「国際的な安全規格に準拠」の項目に、電気用品安全法が定める技術基準に適合していると書かれています。16インチMacBook Proは、付属の充電器より充電が遅くなると書かれています。
- 選んだ理由
- MacBook Airの付属アダプタ(40W、最大60W対応)の最大W数を上回る65WのUSB-C充電器で、ポートが1つだけなので出力の配分を気にしなくて済むため。
- 注意点
- 最大65Wのため、M5搭載MacBook Airの高速充電の条件(70W以上)と、M5搭載14インチMacBook Proの高速充電の条件(96W以上)には届きません。14インチMacBook Pro(M5)の付属アダプタ(70W)よりもW数は小さくなります。ケーブルは別売りです。最大65Wで使うには5A対応のUSB-Cケーブルが必要です。
- 楽天市場の価格
- 4,490円(税込・送料込、2026年10月18日時点)
向いていない人:MacBookとiPhoneを1台で同時に充電したい人や、高速充電を使いたい人。
価格を抑えて2台充電:MOTTERU PD65W対応 AC充電器(MOT-ACPD65WU1)
- 主な仕様(メーカー公式)
- USB Type-C×1:5V/3A、9V/3A、12V/3A、15V/3A、20V/3.25A(PD最大65W)、PPS 3.3V〜21V/3.25A。USB Type-A×1:最大18W。同時使用時は合計最大63W(45W+18W)。約30×52.3×53.3mm、約112g。保証2年。プラグは折りたためます。
- メーカーの対応表記
- 対応機種に「MacBook Air/MacBook Pro/Neoシリーズ」やiPhoneが挙げられています。また、「PD66W以上を要するノートPCへの充電は、速度が遅くなる、または充電できない可能性がある」と書かれています。公式の製品ページにPSEの記載は見当たりませんでした。
- 選んだ理由
- USB-CとUSB-Aが1つずつあり、同時に使ったときの合計出力(63W=45W+18W)がメーカー公式ページに書かれているため。今回の3製品の中で、楽天市場の取得時点の価格がいちばん低い製品です。
- 接続のしかた
- MacBookはUSB-Cポートに、スマホはUSB-Aポートにつなぎます。USBケーブルは別途用意するよう案内されています。USB-Aポートを使う場合は、USB-Aからスマホの端子につながるケーブルが必要です。USB-Aの18Wはポートの最大出力で、スマホに実際に出る電力は機種や充電規格によって変わります。Appleによると、iPhone 15以降をUSB-A充電器で充電する場合は最大7.5Wです([Apple サポート:iPhoneの充電について](https://support.apple.com/ja-jp/120619))。
- 注意点
- 公式ページの同時使用時の表記は「45W+18W」だけで、どのポートが何Wかは明記されていません(USB-Aの単独最大が18Wなので、USB-C側が45Wと読めます)。同時に使うとMacBook側は65Wより低くなる前提で考えてください。Appleは、Macがワット数の低い電源アダプタに接続されている場合や、使っている電力が供給を上回る場合は充電されないことがあると説明しています([Apple サポート:Macのバッテリーを充電できない場合](https://support.apple.com/ja-jp/guide/mac-help/mh29198/mac))。作業中も充電したい場合は、同時使用時のUSB-C側の出力が自分のMacに足りるか確認してください。M5搭載MacBook Airの高速充電の条件(70W以上)は満たしません。商品名に期間限定の表記があったため、取得時点の価格は期間限定の価格かもしれません。
- 楽天市場の価格
- 1,980円(税込・送料込、2026年10月18日時点)
出典:MOTTERU公式サイト
向いていない人:14インチMacBook Pro(M5)を付属アダプタ(70W)と同じくらいの速さで充電したい人や、MacBookとスマホを両方ともUSB-Cでつなぎたい人。
USB-Cポートが3つほしい人に:UGREEN Nexode 100W 4ポート(40737)
- 主な仕様(メーカー公式)
- 日本の公式ページの記載は、型番40737、USB-C×3+USB-A×1、最大100W、6.9×6.9×3.3cm、224g。USB-C1/USB-C2の20V/5A(100W)はカナダ向けSKU 40737の仕様で、日本で販売されている製品と同じかは未確認です。北米向け公式ページには、Power Delivery 3.0対応で、ケーブルは付属しないと書かれています。日本で購入する製品の付属品と対応規格は、販売店で確認してください。
- メーカーの対応表記
- 日本の公式ページに「ノートブック2台とスマホ2台の同時充電も可能」と書かれています。14インチMacBook Proの充電例も載っていますが、対象の世代や試験の条件が確認できないため、この記事では比較には使っていません。取得できた日本の公式ページの本文では、PSEの記載を確認できませんでした。
- 選んだ理由
- この記事の3製品の中で、USB-Cポートが3つある唯一の製品で、MacBookのほかにUSB-Cのスマホやタブレットもつなげるため。カナダ向けSKU 40737では、USB-C1/USB-C2の単独出力が最大100Wです(日本で販売されている製品のポート別出力は未確認)。
- 接続のしかた
- 100Wで充電するには、20V・5Aに対応したUSB-Cケーブル(またはUSB-C - MagSafe 3ケーブル)が必要です。UGREENのカナダ向け公式販売ページ(SKU 40737)では、単独で使ったときの最大出力はUSB-C1/USB-C2が100W(20V/5A)、USB-C3が22.5W、USB-Aが22.5Wです。日本で販売されている製品のポート別出力は確認できていないため、購入する製品の取扱説明書か販売店で、MacBookをつなぐポートとその出力を確認してください。なお、同じカナダ向けページには「140W」という記述もあり、仕様欄の合計100Wと食い違っています。この記事では仕様欄の100Wをもとにしています。
- 注意点
- 2台以上を同時につないだときの各ポートの出力(配分)は、この記事では検証できていません。同時に充電すると、MacBook側は100Wより低くなる可能性があります。使う予定の組み合わせ(例:MacBookとiPhoneを同時に充電)を販売店に伝えて、購入前に確認してください。また、ほかの機器と同時に充電しながらMacBookの高速充電を使えるかどうかは、この記事では保証できません。16インチMacBook Proの付属アダプタ(140W)よりW数は小さくなります。
- 楽天市場の価格
- 7,999円(税込・送料込、2026年10月18日時点)
向いていない人:16インチMacBook Proを付属アダプタと同じ140Wで充電したい人や、荷物を軽くしたい人(重さは224gで、この記事の他の2製品の約2倍)。
まとめ
- 予備の充電器のW数は、Apple公式の付属アダプタのW数(Air 40W・最大60W対応、14インチPro 70W〜96W、16インチPro 140W)を目安にしてください。M5搭載モデルで高速充電を使いたいなら、Airは70W以上、14インチProは96W以上、16インチProは140W以上のUSB PD電源が必要です(MacBook Air 技術仕様、MacBook Pro 技術仕様)。
- MacBook Airの予備を1ポートで持つならAnker Nano II 65W、価格を抑えてMacBookとスマホを1台で充電するならMOTTERU MOT-ACPD65WU1、USB-Cポートが3つほしいならUGREEN 40737が候補です。
- 複数ポートの充電器は、同時に使ったときの配分をメーカー公式ページで確認してください。この記事では、MOTTERUは同時使用時に合計最大63W(45W+18W)と確認できましたが、UGREEN 40737は組み合わせごとの配分を検証できていません。購入前に販売店で確認してください。
- 65Wや100Wの最大出力で充電するには、5A対応のケーブルが必要です。ケーブルは「USB-Cケーブルの選び方」、ハブ経由の給電は「MacのUSB-Cハブの選び方」を参考にしてください。
価格・在庫・ポイントなどの条件は変わることがあります。購入前に必ずリンク先の商品ページでご確認ください。